応用例

割込み位置決め運転

割込み位置決め運転とは?


割込み位置決め運転とは、送り運転中の材料のマーキング等をセンサーで検知して、検知した位置から一定の距離を運転したのち、停止させる動作をいいます。


例えば、製袋などを行う場合、袋に印刷したマークをトリガーとして、その先の適正位置で停止させ、加工を行うことができます。


また、割込禁止領域を設定することが可能です。これによって、マーク以外の印刷を誤って検知し、割込みが発生する等の誤動作を回避します。


弊社のサーボ用簡易位置決めユニットS-55を使用すると、簡単に割込み位置決め運転を行うことができます。デジタルスイッチを接続して、位置指令や、割込位置指令を直接入力することも可能です。



割込み位置決め運転1 …停止位置が減速途中にある場合


停止位置が、位置指令で設定した距離より手前にある場合の運転です。


割り込み信号を受けると、その位置から割込位置指令で設定した距離を運転した時点で、モータを停止させます。減速途中で急停止させることになるため、停止時のショックが生じます。この点注意が必要です。



停止位置が減速途中にある場合

・スタート信号を入れると、送り運転が始まります。割り込み禁止領域を超えるまでは、割り込み信号が入っても無視されます。
・割込禁止領域を超えたあとの、最初の割り込み信号を受信すると、割込位置指令に設定した位置運転に切り替わります。
・割込位置指令で設定した距離に到達すると急停止します。



割込み位置決め運転2 …停止位置が目標位置より遠い場合


停止位置が、位置指令で設定した位置より先にある場合の運転です。


割り込み信号を受けると、その位置から一旦加速して割込位置指令で設定した距離まで運転したのち、モータを停止させます。
設定した加減速時間が適用されるため、滑らかな運転が可能です。



停止位置が目標位置より遠い場合

・スタート信号を入れると、送り運転が始まります。割り込み禁止領域を超えるまでは、割り込み信号が入っても無視されます。
・割り込み禁止領域を超えたあとの、最初の割り込み信号を受信すると、割込位置指令に設定した位置運転に切り替わります。
・停止位置が、位置指令で設定された目標位置より先にあるため、一旦加速して運転を続けます。

・割込位置指令で設定した距離に近づくと減速して、設定距離で停止します。